『星空みゆき』
キャンディと出会ってキュアハッピーになった少女です。


みゆきとキャンディの出会い（出会いがしらの顔面衝突）は、間違いなく偶然です。
しかし、それを差し引いても、みゆきの過去や環境には不自然なことが多すぎます。

・『普通の人間には入れない』はずの、ふしぎ図書館に入ることができた。
・おばあちゃんに、『モモちゃんの絵本』のマークと同じ形の鏡をもらっている。
・その鏡にお願いしてできた、彼女の『最初にできたともだち』は、不思議な少女だった。
（みゆきは「鏡の妖精かもしれない」と言っている。）
・『モモちゃんの絵本』に、不思議な羽が舞い降りる瞬間を目にしている。
・みゆきが持っている↑の絵本は、『絵本の国』の伝説の本。
・おばあちゃんの家の近くには、河童や妖怪？が住んでいる。
・おばあちゃんはキャンディやウルフルンを見ても、全く動じない。
・おばあちゃんは、ウルフルンに襲われたときにバッドエナジーを出していない。
（あの空間でバッドエナジーを出さなかったのは、プリキュアとおばあちゃんだけ）


みゆきのおばあちゃんは、キュアフラワーと同じく、『元プリキュア』だったんじゃないでしょうか？
河童や天狗の正体は『○○ランドの妖精』！

みゆきは、プリキュアになることを宿命づけられていた……
とすれば、色々と説明がつきます。


『モモちゃんの絵本』に舞い降りた羽や、
１話でキャンディを乗せて人間界に来た『プリキュアの絵本』は、
みゆきを目指して飛んできたんです！！
（でもって、「人間界についたクル！」と飛び出したキャンディに正面衝突したと）

元々、資格があったから『ふしぎ図書館』にも入ることができたのでしょう。

一昨日書いた「絶望の黒い絵の具」は、あくまで私の妄想です。
でも、劇中描写を見る限り、実情はそれほど大きくは変わらないんじゃないかと思います。


皇帝ピエーロの正体は、まず間違いなく『巨大なバッドエナジーの集合体』でしょう。
『絶望の巨人』も『ピエロ顔の皇帝』も、バッドエナジーの集合体が形を取っただけであり、そもそも本体なんて存在しないように思えます。
地球のように生命体が多い星を見つけては、バッドエナジーを集めるために住民を洗脳して侵入し、集めたバッドエナジーでゲートを作って（もしくは送り込んだ『卵』を成長させて）実体化する。
そして、集められるだけのバッドエナジーを集めた上で、星を破壊して、生命体たちの「断末魔の悲鳴」を極上のバッドエナジーとして収集して、次の星に移動する。
そうやって成長していき、星よりも大きくなったのが最終回の『バッドエナジーの渦』です。
（宇宙に浮かぶ渦が「ブラックホール様と似ている」のは、あちらもバッドエナジーの集合体だからでしょう。これに関してはNewStageで語られるかもしれませんので、あんまり突っ込まない方がいいでしょうね。）



そして、映画に出てきた『カゲ』も同じ存在でしょうね。
映画では『魔王』が諸悪の根源みたいに言われてましたが、『魔王』自身はニコちゃんと一緒にいたいだけの根はいい奴でした。
魔王の「ニコちゃんが大事」という気持ちは、黒い絵の具が取り憑いたことで『独占欲』に変化してしまいます。
そのまま、魔王は「黒い絵の具」に侵食されて悪意の塊のようになり、ニコちゃんや桃太郎たちに『カゲ』をばらまきました。

魔王が、唐突に「世界を壊す」と言い出したのも「この世界ではこれ以上バッドエナジーを集められない」と判断したから、せめて断末魔の悲鳴を集めようとしたのでしょうね。

その、『はじまり』はきっと……、たった１滴の『黒い絵の具』だったのだろう。


白紙の未来を、黒く染める、絶望の絵の具。
人間の、弱い心にとりついて、バッドエナジーを吸収する黒い絵の具。
今となっては、誰が作ったのかもわからない……。


悩んでいる人、困っている人、
そんな人々の弱い心にとりついて、心を醜く変えていく。
そして、いっぱいのバッドエナジーを出させて、取り込んでいく。
いつの間にか『黒い絵の具』に操られ、醜い心をまき散らして歪んでいく。
最後は、身も心も黒く染まって『黒い絵の具』そのものになってしまう……。



『絶望の黒い絵の具』
……それは、ひとつの家族を、黒い絵の具に変えた。
……そして、ひとつの街を、ひとつの国を、ひとつの世界を……

数え切れないほどの人や生き物、その絶望を吸収して大きくなっていく絵の具。
町を、国を、世界を吸収するたびに大きくなっていく絵の具。


ビルのように大きな絵の具は『皇帝ピエーロ』
山のように大きな絵の具は　『絶望の巨人』
そして、『絶望の絵の具』は、星よりも大きくなった。


どれだけの世界の絶望を食らったのか？
どれだけの人を絵の具に変えたのか？


もう、誰にも分からない……。
たった１滴の『絶望の黒い絵の具』









スマイルの47話を見ていて、こんな物語を思いつきました。
本当かどうかと言えば、多分、違うんでしょうけどｗ

まず、本編で語られず、残された謎を整理してみます。
【バッドエンド王国関連】
・皇帝ピエーロとは何だったのか？
・ジョーカーの正体とは？


【星空みゆき】
・『普通の人間には入れない』はずの、ふしぎ図書館にみゆきが入れた理由は？
・みゆきの最初のともだちは誰なのか？（鏡の妖精？）
・映画のモモちゃんと↑の子の関係は？
・44話で、子供みゆきがつけている『ミラクルつばさライト』そっくりのペンダントは何か？
・『モモちゃんの絵本』と『プリキュアの絵本』が、みゆきの手元に集まった理由は？



【みゆきのおばあちゃん】
・みゆきのおばあちゃんがバッドエナジーを出さなかったのはなぜ？
・天狗やカッパとは何者？
・最終回ラストで、おばあちゃんが、みゆきの家に来ている（引っ越しした？）



【メルヘンランド】
・ミラクルジュエルとは何か？
・ジョーカーは『願いをかなえるミラクルジュエルは存在しない』と断言したが、最終回でポップはロイヤルキャンディのブローチを『ミラクルジュエル』と呼んでいる。
・ポップは、なぜ『ミラクルジュエル』（ロイヤルキャンディのブローチ）の最後の力の事を知っていたのか？
・ロイヤルクロックの文字盤と皇帝ピエーロ復活の文字盤が似ている理由は？



まだまだありそうですが、とりあえず、これくらいでしょうか。
まぁ、こんなネタを考える人はほかにいなさそうですから、ゆっくり考えていきましょうｗ

先日最終回を迎えた、スマイルプリキュア。
いつも通りと言えばいつも通りの終わり方だったんですが……

なんか引っ掛かりました。
語られていない伏線、残された物語、映画との関連……そして、ロイヤルクイーンとポップの不自然な台詞。

……ハッピーエンドだけど、なにか、ムズムズします……。
そう、例えるなら、
ギャルゲで『一見HAPPY ENDに見えるけど、裏で物語がうごめいている』感じ、
『これは、とりあえずのHappy Endであり、True Endは別にある』感じ、



いや、そんな作品じゃないのは分かってます。
でも、なんだか気になります！
根本的に『何か』を見落としているんじゃないか！？
そんな感覚が、なんだかしてきました。



……というわけで、スマイルに残された謎について考えてみます。