みゆきのともだち
みゆきのともだち
みゆきのともだち
44話でみゆきが話した『わたしの最初のともだち』。


エピソード的に、ニコちゃんとかぶる上に、その後、全く出てきませんでした。
(最終決戦~最終回くらいに手鏡と一緒に出てくると思ったんだけどなぁ……)
結局、彼女は何者だったのでしょうか?


2chなどで言われているのは

・みゆきの妄想が作り上げた『脳内ともだち』で、彼女との思い出はすべて想像。

・髪の色&瞳の色から、あの子は実は『坂上あゆみ』ちゃん!
 みゆきと同じように、ごく短期間だけ、あの村に預けられていた。

・みゆきの言うとおり、『鏡の妖精』だった。


『脳内ともだち』は、一番説得力がありますが、夢のない話なので、さすがにパスです。

いちばん夢があるのは『あゆみちゃん』ですけど、「みゆきが手鏡を開けたら現れる」のが不自然です。
ちいさな子供の記憶だから、その辺は、都合よく上書きされてるなんてのもありそうですけどw

『鏡の妖精』説ですが、「おばあちゃんがプリキュア関係者」で「近くに河童や天狗(○○ランドの妖精?)がいる」なら、鏡の妖精がいても不思議ではありません。
しかも、おばあちゃんが渡した手鏡を開けたら出てきたあたりも怪しいところです。
『鏡の国』の妖精は、ミギリン&ヒダリンが出てきてる上に、彼らは変身能力がありますしねぇ……。


今のところは、どの説を採るにしても、決定的な証拠はありませんね。
どうとでも解釈できる範囲です。


ニコちゃんとの関係ですが、みゆきの話を総合すると……
44話
・幼いみゆきが、おばあちゃんの家に預けられる。
・ともだちができないみゆきに、おばあちゃんが手鏡を渡して「笑う角には福来る」と教える。
・『最初のともだち』と出会って、森や湖を探検する。
・その話を絵本にして『最初のともだち』に見せに行く途中、近所の子と仲良くなる。
・『最初のともだち』がいなくなる。
・みゆきは、それからだんだんと話が出来るようになり『本当のウルトラハッピー』を探し始める。

映画
・こども図書館で、近くの子と話そうとしたみゆきはタイミングが悪くて話しかけられない。
・『ニコちゃんの絵本』に、空から舞い降りた羽が触れて、光を放つ。
・みゆきだけが、その光に気付いて『ニコちゃんの絵本』を手に取る。
・絵本を読んだみゆきが、笑顔を作って近くにいた子に話しかける。
・それをきっかけに、一緒に『ニコちゃんの絵本』を読んでともだちになる。
・絵本の後半がないことに気付いたみゆきが「私が続きを書いてあげる!」と宣言する。


こうしてみると、順番は「44話回想」→「映画回想」ですね。
おばあちゃんの家に預けられていたのは、短期間だったということですので、映画の回想は、その後みゆきが家に帰ってからの話でしょう。

おそらく、みゆきはおばあちゃんの『笑う門には福来る』の意味が、よくわかってなかったのでしょう。
(……というか『ともだちができた』ことで頭がいっぱいだった。)
でも、おばあちゃんの言葉は頭の中にあったので、ニコちゃんの絵本を読んで「そうだ、『笑顔が大事』っておばあちゃんも言ってた」と気付いたのでしょう。

『私が続きを書いてあげる』宣言も、ちょっと前に、自分が絵本(絵日記)を書いて成功したからでしょうね。
エピソード的には、このふたつはつながっていると見て間違いないでしょうね。



さて、ここでいくつか疑問点が残されます……
・『最初のともだち』は誰なのか?
・おばあちゃんがくれた『手鏡』は何なのか?
・『手鏡』と『ニコちゃんの絵本』の表紙にあるマークの形が一致するのはなぜ?

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